木造住宅とは木材を構造材に用いた住宅のことです。ですので、鉄筋コンクリート造や鉄骨造のような内部造作に木材を用いる工法はもちろん木造住宅にはなりません。
木造住宅で一番シェアが多いのはやはり在来工法といわれる、昔ながらの柱と梁で住宅の骨組みを作っていく工法でしょう。この工法も最近ではプレカットと呼ばれる工場で構造材を前もって寸法通りにカットしたものを現地で組み立てる方式が多くなってきました。以前は大工さんが刻みといって、柱、梁などに墨でしるしを付けてその墨のところで材料を加工していくものでした。しかし、プレカットの加工精度はよく、ほとんど寸法に狂いはないため設計図面の通りの家が建てられます。
在来工法の魅力は間取りの自由度が高いことでしょう。
在来工法は壁で家の耐力を持たせるのではなく、柱と梁、筋違いで耐力を持たせます。(最近では構造用合板や、ダイライト工法と呼ばれる耐力壁を家の外周に釘で締結して耐力を持たせる方法も多くなってきました。)このことで壁を減らすことができるため、大広間等の比較的大きな空間を作ることができます。
また、最近では構造用の柱や梁をそのまま見せる住宅も多くなってきました。このように木材の魅力を大いに発揮できるのが在来工法の魅力ではないでしょうか。