一般住宅の地束(土台や大引きの過重を受ける小さな柱)は以前は木材を使用していました。いわゆる木束と呼ばれるものです。しかし、最近では鋼製束と呼ばれる金属製の束を使用することが多くなりました。この鋼製束はタンパックルと呼ばれる方式のつくりで鋼製束内に内蔵されたボルトの長さを調整することで地面から大引きや土台の高さを調整するものです。
この鋼製束の固定方法は底部の金属面に接着剤(鋼製束用のウレタン系接着剤)とコンクリート釘(25mm長さ)を打ち付けて固定して、大引きや土台にはビスで本体を固定します。その後大引きや土台の高さをボルトで調整して、高さ調整を行います。
この鋼製束のよいところは微調整が効くことと、住宅の竣工後大引きなどが収縮や曲がりなどによる床なりが発生した場合でもナットを緩めて再度高さ調整ができることです。鋼製束を調整することで床なりをとめることが可能となります。このようにメンテナンス性にも鋼製束は優れています。