一般住宅の軒は軒天と呼ばれる小さな天井を作って、屋根垂木を見せないようなつくりになっています。
軒天は防火板(ケイカル板や、サイディングなど)を貼ることで住宅の軒先からの火事による延焼をとめる役割があります。
しかし、昔の住宅やお寺などには軒天がありません。
垂木をそのまま見せています。寺社仏閣などの場合建物の一番の見せ場は屋根だそうです。
その一番先にある垂木はさまざまな工夫がなされています。
垂木の割り(間隔)や反り具合、または垂木から広子舞、淀までの美しさは日本建築の真髄だと思います。
一般住宅でもひさし屋根などは垂木を見せることが多いのですが、和風住宅の屋根の場合、化粧垂木で外観を品よく見せてみたいものです。